「安全で、栄養価が高くて美味しい野菜」というと、
「オーガニック野菜」「無農薬野菜」ならオッケ~だと思う方は多いと思いますが実は違います。
長年、健康や良い野菜を作っている方々に
「良い野菜の選び方は何だと思いますか?」と、尋ねると、共通して同じ事を仰られます。
「オーガニックだから、無農薬だから良いとは限らない。
なるべく小さくて色が薄い野菜を選ぶと良いよ。」
まさにこの本はその内容をギューッと濃い解説をしてくれた素晴らしい一冊です♪
※楽天koboから試し読みが出来ます。
野菜は小さい方を選びなさい【電子書籍】[ 岡本よりたか ]
こんな濃い内容が1000円以下ってすごい安い!
お買い得の一冊だと心から思います。
解説の写真も、すごく解りやすいです。
在来種の種の多いトマトと、種が無いF1種のミニトマト。
農薬をかけすぎて左右対称に葉脈が伸びていない農薬をかけすぎた葉野菜。
本来、細長いはずの玉ねぎや、薄いはずのピーマン。
良い野菜選びのすっごい良い参考になります!
また、野菜はうっかり買いすぎて置いておいたら
どろどろになって腐ってしまった・・・という事あると思いますが、
それも実は自然なことではないのです!
そこらに生えてる自然の草花をもぎ取って持ってきて置いておくと、
腐ったりしないですよね?
「枯れる」。
本来は野菜も「枯れる」んです!
上記の書籍には、まるでほおずきのように乾燥したトマトや
和紙のようになったキャベツ、乾燥したごぼうのようになった大根の写真が載っていて、おお~なるほど!と、見とれてしまいました。
また、農薬や肥料を止めて虫食いが激減した小松菜やキャベツ。
何もせず放置しているのに伸び放題のキャベツ畑。
無肥料無農薬で、米ぬかやイネ科の枯れ野菜や腐葉土などを入れるコツなども書かれていて、
ほほ~なるほど!と、家庭菜園の参考になることがてんこもり。
そもそも
第4章には「本物の野菜は雑草と虫が育てる」とあります。
自然にあるものは自然とともに発生したものは
全て理由があるんだなぁと感動・・・
ちなみにうちにも小さな家庭菜園がありますが
毎年小さな小粒の野菜が沢山採れます。
こういったお話を聞くまでは、
「プロが作ったのではないからこんなものよね」なんて思ってたのですが
それどころか、自然が凝縮されたものであると知って感激。
これからも自然の恵みに心から感謝していただこう!と
心から想ったのでした♪
お店で買うときも、小さくて色が薄い訳ありみたいなのを
選ぶようにしています❤