落ち込みやすいあなたへ 「うつ」も「燃え尽き症候群」も自分で断ち切れる
と、言う本を少し読みました。
鬱病を自分で治す方法という本は色々出ていますが
この本は大切な事が纏められていてすごく解りやすかったです。
鬱病や燃え尽き症候群に至る経緯、そしてなぜ鬱病へと陥るのか。
そして、栄養素の欠乏や、世間的に処方される薬の副作用、など。
もし今、「自分は鬱病ではない」と、感じられる方であっても、
日常で強く落ち込んだり、悲しいと思ったり、自分を責めたり、
そういう事はあると思います。そんな時
この本を読むときっと、励まされると思います。
また、薬や栄養素の欠乏には日常に潜む罠としてちょっと怖さを感じるかも。
落ち込みやすいあなたへ 「うつ」も「燃え尽き症候群」も自分で断ち切れる
鬱病から自殺へ至ってしまわれる例は少なくないですし
日本での自殺者は毎年3万人以上と言われています。
この本では
「自殺する理由は基本的に2つある」(15ページあたり)
とされています。
「他に選択肢がない」と、思うこと
「特定の物質により自殺へと駆り立てられる」ということ
そして著者は
自殺する理由に「他に選択肢がない」と思うこと、
が、この本を書いた最大の動機だ、と書かれています。
「鬱病や燃え尽き症候群を抜け出すための多くの方法と選択肢はある」
と。
「心理的にストレスの多い状況から逃避する最後の手段」と、思われていることが多いためという事で、触れられています。
ここではまず「躁うつ病」について解説されていて、
躁うつ病であったと思われる有名人や芸能人を挙げられています。
書籍では「躁状態の時は生産的」なため躁うつ病の方はひとかどの人物がいることが珍しくないとのことで、ヘルマン・ヘッセやマーク・トウェイン、ナポレオン等の名前が挙げられています。
ミセス・ダウト (字幕版)
というヒットした映画、私も大好きなのですが
この映画で主演をしたコメディ男優の「ロビン・ウィリアムズさん」
残念な事に、この方も63歳で自ら生命を断たれており、躁うつ病だったと思われているようです。
(離婚によって子供たちと引き離されてしまった売れない役者の男性が、我が子といつも一緒にいたいがため、おばさんに変装し、家政婦として元の家に潜り込むお話。)
面白くて楽しくて大笑い出来て、ちょっと涙。
誰にでも演じられる役ではないと思います。
63歳、まだまだ楽しい演技をされることが出来たと思いますのに
心から残念ですし悲しいと思います。
そして「鬱病や燃え尽き症候群を抜け出すための多くの方法と選択肢はある」
になかなかおもしろい内容があり、その一つに
「外国語を勉強する」
ということが書かれています。
私も中華圏に数年住み、中国語が使えるのですがこの
「言語が性格を変える」という趣旨の事は、私自身も実感しましたし、
他の友達も何人も話しています。
私の感じた事や友達の話ですが
中国語の場合、日本語のようにボソボソと話すことが難しいのです。
そのため、なんだか自分の性格も、ハッキリしてきたような気がします。
二重人格というと裏の人格がある、というような悪い意味で使われますけれど、
そうではなく、良い意味で。
もう一つ、自分の中に別の人格が出来たような、「二重人格」になったような
感覚です。
母国語以外の言葉は、相手の方に理解していただけるように話すにはハッキリ話すことが必要という事もあると思います。
あと、いろんな考えや全く違う文化の方々に接して、
「世界は広いんだなぁ」と思う事により
気持ちが大きくなるという事もあります。
映画の内容が解ってくるのも面白いですよ。
あと、日本語のにない発音が中国語に沢山あるのですが、
そうすると英語の聞き取りも結構出来るようになってくるんです。
中国語は日本で使っている単語と共通するものも多く
(なかには同じ単語でも全く違う意味!のものもあるのですが)
勉強しやすいと思いますよ。
新鮮な気持ちになりたい方には外国語学習、すごくおすすめです!