最近よく話題になる「自己肯定感」について。
すごい納得したツイート。
このマンガ、なかなか核心を突いとると思う pic.twitter.com/OkAyVMtszj
— xb (@xbtomoki) September 21, 2020
0~3歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス
からだそうです。
確かに
「何故こんな小さな事でムキになるのだろう!?」
という人が居ますが こういう事だったんだなぁと納得です。
これは、
子供の時の親の育てられ方で作られてしまう「癖」のような物だったのですね。
著者の明橋大二氏は精神科医をされており、
他にも多くの子育て本を出版されています。
You Tubeを見るといくつか動画にも出られてました。
子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方〈3〉小学生編
私は未婚ですし子供も居ませんが、
こういった子育て本は結構読みます。
一体なんのためにかというと自分と今の人間関係の為です。
「子育て」とカテゴライズされていても
これって結局人間関係なんですよね。
だから、職場で新しく入ってきた後輩さんとの関係は勿論、
同僚との関係にも風を吹き込んでくれる内容が多いのです。
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイスなんて
最も不要な本じゃないかと思うかもしれませんが!
私は結構、楽しく読みました。
「女性の考え方はこういう傾向がある」とか、
同じ女性同士だって解らないものです。
というより、自分もこうだったという気付きがあるほどで、
自分の事は自分で見えないぶん、新しい新鮮な気付きがあります。
それから・・・
自分はこういう毒親に育てられたからという心の傷がある人。
まさに私もなのですが。
ここで、
「どうしてこんなふうに育ててくれなかったの!」
「うちの親はなんて異常だったんだ!」
と、怒りの気持ちで読んでもトラウマが増えるだけだと思います。
(私も若い時はそういう気持ちで読んでいたのですが)
私はそういう視点ではなくて、
「親も未熟だったんだなー」
「親は絶対じゃなかったんだなー」
「こんな親に子育てされたんだから、トラウマを抱えた今の自分のこんな状態は仕方ないよなぁ」
とか
考えて読むようにしたら随分心が軽くなりました。
タイムマシンがあったらこの本を、
自分を子育て中の親に見せたい!と思う人もいるかもですが
そもそもこういう本を読んでみようと思う人は既にだいぶまともな人で、
もっとも読むべき重症な人は、読まないし、
読んだり聞いたりしても自分とは全く無関係だと思うだけです。
こういう本は、
まさに子育て中の親の方、だけでなく
そういう親に育てられて傷ついた子供や、
そんな子供との関係に悩んでいる方とかも幅広く読める本だと思います。
私自身、子育てはこれからの未来も経験する事はないと思いますが
書籍を読んで、他人との関係で反省する部分も多いです。
カラーの漫画で読みやすいし、
いろんな方に読んで欲しい本だなと心から思いました。