ツイッターで痛ましい事故のツイートが流れて来ました。
(現在は削除)
お酒に酔った方が
ガスストーブを使用した車内で
窓を締め切って車中泊をしていて、そのまま寝てしまい、
お亡くなりになったというものです。
詳細は記載されておりませんでしたが
換気をしていなかった事が原因で、何らかの中毒症でお亡くなりになったように思われます。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
この車中泊、
ガスストーブを使わず車載暖房を使ったとしても、
この写真のようにマフラーまで埋もれた状態で車中で過ごすのは
大変な危険があるとのことです!
JAFサイトより
豪雪で立ち往生、車内で仮眠中など、車が雪で埋まった場合はマフラー周りの除雪を!一酸化炭素(CO)中毒の危険性と対策を検証
上記JAFサイトでは、車のボンネットまで雪に埋もれた状態にし、
エンジンをかけ、外気導入にし、
・窓を締め切った状態
・窓を5センチ開けた状態
・マフラー周辺を除雪した状態
で、車内のCO濃度の変化を測定していました。
車が雪に埋もれているのに締め切った場合、
22分後に「三時間後に致死」する濃度レベル(1000ppm)になっていました。
外気導入しているのに・・・。
そして、窓を5センチ開けた場合も、致死するレベルではないものの、
「2時間で失神する」濃度レベル800ppmにを超えていました。
しかしマフラー周辺を除雪した場合、上記実験では
CO濃度はほとんど検知されないレベルを保っています。
原因は、マフラーが塞がれた事で車体の下に溜まった排気ガスが、車内に吸い込まれた事によるもののようです。
豪雪地帯に住まわれる方のお話をお伺いすると、
やはり
シャベルは重要で必ず一つは車載している、と仰っていました。
ただし、大きいサイズのものは雪が硬いと弾かれてしまうため、
剣先少々丸めの小ぶりなのが硬い雪にも刺さりやすくて便利だ、とのことです。
↑このような折りたたみ式のは、力が入りづらいが、ジョイント部分をしっかり締めると固定されて使えるとのことでした。
ですので、ヘビーに使うのであれば、やはり折りたたみ式ではないものがオススメとのことです。
そもそもが、極寒に車内で過ごす状況であれば、
サブバッテリー+電気毛布とかが良いかもですね。
最近のはソーラーパネルもついていますし。
短時間過ごすのであれば、電源入れないで使っても良いですよね。
YOUTALLY 車載毛布 ホットブランケット 12V電気毛布
とにかく、マフラ周辺を除雪!は、
盲点なので絶対忘れたくないと思いました。
これからスキーに行くとか豪雪地帯に行かれる方はぜひご参考下さい!